こんにちは。コマーシャルスタジオKOOのamanoです。

 

近年、日本におけるスマートフォンの普及率は著しく上昇しており

 

図：モバイル研究所の調査より

 

 

ここで注目されるのが「オブジェクトVR」です。

オブジェクトVRとは、Webサイト上で、物をぐるっと回して、いろんな角度から見れる特別なコンテンツのことです。

従来のECサイトでは、商品の写真は静止画が中心でした。

しかし、オブジェクトVRでは、360度自由に商品を回転させたり、拡大・縮小したりすることができます。

まるで実際に手に取って見ているかのような臨場感で、商品の細部までじっくりと確認できるのが大きな魅力です。

 

 

 

スマートフォン利用者のECサイトでの行動とは？

 

スマートフォン経由のECサイト利用者は、次のような特徴を持っています。

 

・手軽に閲覧・購入：場所を選ばず、移動中や仕事の合間にも商品をチェック。

・直感的な操作を好む：タップやスワイプなど、視覚的な操作で商品を確認したい。

・詳細な情報を求める：スマホの画面が小さい分、画像や動画で商品の細かい部分まで確認したい。

 

このような傾向があるため、ECサイトでは「画像の見やすさ」や「操作のしやすさ」が売上に直結するのです。

 

 

 

 

ECサイトで購買率を上げるためのポイント

 

スマホユーザーが快適に買い物できるようにするには、次のポイントが重要です。

 

1,高品質な商品画像を掲載する

静止画だけでなく、多角的な視点で商品を確認できるようにすることが求められます。

 

2,スマホ画面に最適化されたデザイン

ズーム機能やタップで画像が切り替わるインターフェースを設計し、ストレスのない操作性を実現。

 

3,商品の詳細情報を明確にする

素材やサイズ感など、購入前に気になる情報を視覚的に伝えることで、購入への不安を解消。

 

これらの点をクリアする手法として、オブジェクトVRが非常に有効です。

 

 

 

 

 

オブジェクトVRがECサイトに最適な理由

 

オブジェクトVRは、360度回転可能な商品画像を提供し、ユーザーが自由に操作できるのが特長です。

これにより、従来の静止画や動画では伝えきれなかった情報を、より直感的に伝えられます。

 

① 360度どの角度からも商品を確認できる

 

例えば、スニーカーをECサイトで購入する場合、以下のような悩みが発生します。

・側面や裏面のデザインはどんな感じ？

・ロゴや装飾の細かいディテールは？

・ソールの厚みやクッション性が分かりにくい…

 

オブジェクトVRなら、ユーザーがスマホで画面をスワイプするだけで自由に商品を回転させ、見たい角度から細部まで確認できます。

 

② 購買率の向上

 

オブジェクトVRを導入したECサイトでは、静止画のみを使用したサイトに比べて購買率が向上したというデータもあります。

特に、ファッションアイテムやインテリア、家電などの「実際の使用感が重要な商品」においては

360度の視覚体験が購入の決め手になることが多いです。

 

③ 返品率の低下

 

オンラインショッピングで発生しやすい返品の理由として、「イメージと違った」という問題があります。

しかし、オブジェクトVRを活用することで、購入前に細かい部分まで確認できるため

「思っていたのと違った」というギャップを減らし、返品率を低下させることが可能です。

 

④ スマホでの操作性が抜群

 

オブジェクトVRは、スマートフォンのタップやスワイプ操作に最適化されており

ECサイトのユーザー体験（UX）を大幅に向上させます。

特に、スマホでの閲覧が多い世代（20代～40代）をターゲットにする場合、スムーズな操作感が重要になります。