桜_360ロゴ付き

こんにちは。コマーシャルスタジオKOOのamanoです。

 

時間の移り変わりを楽しめる、新しい見せ方

 

春から初夏へ。気温も上がり、街の緑も日ごとに濃くなってきましたね。

そんな季節の変わり目にぴったりな、“春の記憶を閉じ込めた”オブジェクトVRをご紹介します。

 

今回撮影したのは、【桜の盆栽】。

 

しかもただの盆栽ではありません。

なんと「つぼみ」から「満開」になるまでの変化をまるごと記録し、一つのオブジェクトVRに仕立てた、ちょっと特別な実績です。

 

 

 

咲く前も、咲いたあとも「美しい」を残したい

 

今回の企画は、「オブジェクトVRで桜の変化も含めて、まるごと伝えたい」という想いからスタートしました。

 

通常、オブジェクトVRは“商品をぐるっと見せる”目的で使われることが多いですが、

今回は「時間の流れ」や「自然のうつろい」といった、情緒的な部分まで表現することを目指しました。

 

桜の盆栽が咲いていく過程を、毎日、同じ角度・同じライティングで、丁寧に撮影。

結果として、どの角度から見ても“変化の記録”がわかるオブジェクトVRに仕上がりました。

 

咲き始め桜

桜の撮影実績ページはこちら

(中型ターンテーブル)

1回転:360度 ・タテ方向:4アングル ・ヨコ方向:72カット

 

 

 

毎日コツコツ、桜と向き合う日々

 

オブジェクトVR撮影風景_ 桜_01

 

撮影期間はおよそ10日間。つぼみがふくらみ始めたころから、満開を迎えるまで、毎日欠かさず撮影を続けました。

もっとも気をつけたのは、撮影条件を一定に保つこと

ライティング、カメラの高さ、構図、背景などを固定し、環境によるブレが出ないよう細心の注意を払いました。

 

桜のような「自然の被写体」は、想定どおりには咲いてくれません。

だからこそ、観察と粘り強さが勝負です。

 

でも一度“撮影の仕組み”を作ってしまえば、毎日の作業はぐっとラクになります。

このやり方は、大量の商品撮影にも通じるノウハウ。

地道な作業の積み重ねが、最終的なクオリティを大きく左右します。

 

 

 

上下スクロールで「時の流れ」が見える、新しいVR

 

真上からの桜

 

完成したオブジェクトVRは、自分の好きな角度やタイミングで桜の花を楽しめるので、まるで画面越しにお花見をしているような体験ができます。

ぐるっと回して見るだけでなく、上下でも「つぼみ→満開」の時間の流れが楽しめる構造になっているのが今回のこだわりです。

 

通常のオブジェクトVRは「角度による違い」を見せるものですが、今回は「時間と角度の両方」を組み合わせたことで、

「この角度の、五分咲きのときが見たい!」

「真横から見た、満開の瞬間がキレイ」

そんな、見る人の好奇心を引き出すコンテンツになりました。

 

もちろん、画像は高精細で撮影しているため、花びら一枚一枚の質感や、咲き始めの繊細な変化までリアルに表現されています。

そして、印象的なカットを抜き出して、SNSやWebサイト用の静止画素材としても活用できます。

 

 

 

「見る」というより「感じる」体験に

 

花は、見るものではなく“感じる”ものかもしれません。

 

だからこそ、今回のような動きのある被写体との相性は抜群

従来の「商品をただ見せる」使い方ではなく

「ストーリー」や「うつろい」を伝えるためのツールとしてのオブジェクトVRの可能性を、あらためて感じました。

 

花のように刻々と変化するもの、時間とともに価値が増していくもの。

それらを伝えたいとき、オブジェクトVRは静止画でも動画でも再現しきれない、新しい表現方法を提供してくれます。

 

 

海外向けプロモーションにもぴったり

 

今回のような「一度しか咲かないもの」「現物が手元にないもの」を紹介したいとき、オブジェクトVRは非常に有効です。

特に海外のお客様に向けた商品紹介では、実物を超える表現力を発揮します。

 

360度で見せて、好きな角度から、好きなタイミングで確認してもらう。

それは、単なる視覚情報ではなく、“触れたような感覚”を届けるコミュニケーションツールでもあるのです。

 

 

商品紹介に「もうひとつの選択肢」を

桜_正面

 

桜の盆栽でのオブジェクトVR撮影は、テンサツにとってもひとつの挑戦でした。

でもだからこそ、「見せ方」にはもっと自由があると確信できたプロジェクトでもあります。

「時間の記録」や「変化のストーリー」まで伝えることができれば、商品はもっと深く、心に残る形で届けられるのではないでしょうか。

 

「うちの商品も、こういう見せ方できる?」

「海外の方にもっとリアルに届けたい!」

 

そんな想いがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

テンサツは、最適な“見せ方”を一緒に考え、カタチにします。

➡️TENSATSUのお問い合わせはこちら

 

🌸桜の撮影実績ページはこちら

 

▶️TENSATSUのサイトはこちら

 

▶️ECサイトでのオブジェクトVRの使用例はこちら