こんにちは。コマーシャルスタジオKOOのamanoです。

 

「オブジェクトVR(Object VR)」という言葉を聞いたことはありますか?

 

最近、ECサイトやデジタルカタログ、製造業など、さまざまなビジネスの現場で注目されているこの技術。

特に「写真や動画だけでは伝えきれない」「製品を立体的に見せたい」と考える企業にとって、非常に魅力的な表現手法です。

 

(カメラのオブジェクトVR体験はこちら

 

本記事では、オブジェクトVRの基礎から、その最新動向、ビジネスにおける活用事例、導入時に知っておきたいポイントまで徹底解説します。

「名前は聞いたことあるけど、具体的にはよく知らない」

「導入を検討しているけれど判断材料が足りない」

といった方にこそ読んでいただきたい内容です。

 

 

オブジェクトVRの基本概要

 

「オブジェクトVRとは」 

 

オブジェクトVR操作

 

オブジェクトVRとは、製品やモノを360度、あらゆる角度から自由に閲覧できるビジュアル表現です。

撮影された静止画を組み合わせて構成され、ユーザーが画面上でスワイプやドラッグすることでまるでその場で手に取って回しているかのような体験が可能になります。

 

「バーチャルリアリティ(VR)」と聞くと、ゴーグルを装着して没入する映像体験を思い浮かべがちですが

オブジェクトVRはそれとは異なり、Webブラウザやスマホでも気軽に体験できる点が大きな特長です。

 

 

 

静的VRや360度画像との違い

 

「360度画像」や「パノラマビュー」は風景や空間の中を見渡す体験ですが

オブジェクトVRは“ひとつのモノ”を360度見ることに特化しています。

 

・360度画像:空間全体を体験(例:部屋や店内)

・オブジェクトVR:製品自体を体験(例:バッグ、家電、食品など)

 

つまり、オブジェクトVRは“モノを魅せる”ための専用ツールなのです。

 

 

 

 

なぜ今、オブジェクトVRが注目されているのか?

 

技術の進化で、より使いやすく

 

かつては重いデータや専用アプリが必要だったオブジェクトVRも

今ではWebブラウザだけで簡単に表示できるようになりました。

 

軽量化やスマホ対応も進み、ユーザーのストレスも大幅に軽減。

ECサイトや販促ページにもスムーズに組み込めるようになっています。

 

UX(ユーザー体験)を重視する時代へ

 

「よりリアルに、よりインタラクティブに」

 

現代のWebユーザーは、静止画や文字情報だけではなかなか満足しません。

オブジェクトVRは、視覚的な納得感や没入感を提供することで

購買率や問い合わせ数の向上にもつながるとされています。

 

 

 

 

オブジェクトVRの主な活用シーン

 

製品紹介(EC・D2C)

 

時計オブジェクトVR

 

一番の活用シーンは、ECサイトやD2Cブランドの製品紹介です。

たとえばバッグ、家電、時計など、手に取って見られない商品も

オブジェクトVRを使えば360度から詳細を確認できます。

 

導入例:

・ネット通販でのバッグ紹介:質感や金具部分のディテールもチェック可能

(カバンのオブジェクトVR体験はこちら

 

・食品分野:とろけるチーズや湯気の立つ飲み物などを“おいしさの瞬間”ごと伝える

(とろ〜りチーズのハンバーグのオブジェクトVR体験はこちら

 

 

 

 

不動産や建築パース

 

住宅模型

(建築模型のオブジェクトVR体験はこちら

 

建築模型や設計モックなどを、360度で見せる活用も増えています。

静止画やCADでは伝えきれない「奥行き感」や「質感」を補えるため

プレゼンやコンペ資料としても重宝されています。

 

 

 

製造業:部品の詳細確認や組立説明に

 

工業製品オブジェクトVRくるっと回せる画像

(工業製品のオブジェクトVRはこちら

 

製造業でも、オブジェクトVRは営業資料や技術説明のツールとして活躍しています。

たとえば、複雑な形状を持つ機械部品や装置の構造を

オブジェクトVRで回転・拡大しながら説明することで、紙や写真だけでは伝わりにくいディテールを直感的に伝えることが可能です。

 

営業先でのプレゼンテーション資料や、代理店・販売パートナー向けの製品理解ツールとしても有効。

さらに、組立手順やメンテナンス方法の解説コンテンツとして活用すれば、マニュアルの代替や補足としても重宝されます。

 

 

 

 

教育・展示会・医療分野

 

・教育:教材などを立体で説明

・展示会:実物展示できない大型機械の代替表示

・医療:手術器具の構造を学生向けに解説

 

実物がない場面でも、「手に取って見る」体験を提供できるのがオブジェクトVRの強みです。

 

 

 

導入前に知っておきたいポイント

 

導入コストと期間

 

製品の種類や撮影カット数によって価格は異なりますが

一般的には数万円〜十数万円(商品1点/円)ほどで制作可能です。

納期は撮影から2〜3週間程度が目安です。内容撮影点数によって変動ます)

 

・撮影の難易度(透明・反射素材など)

・表現したい機能(アニメーションや拡大表示)

これらによりコストは変動しますので、まずは見積もり相談からスタートするのが安心です。

 

テンサツに発注するメリット

 

tensatsu概要

 

テンサツでは、これまでに数多くの商材を撮影してきた実績とノウハウをもとに

“はじめてのオブジェクトVR”も安心してお任せいただける体制を整えています。

 

1,専用スタジオと機材完備

商品撮影に特化したスタジオに、ターンテーブル、各種照明、背景セットなどの最適な設備を常備

商品の魅力を最大限引き出すためのセッティングが可能です。

 

2,商業撮影のプロが対応

食品、雑貨、化粧品、家電、アパレルなど、幅広いジャンルの撮影に対応。

商品特性を理解したプロが、ライティング・角度・背景演出(背景別途料金)までトータルでディレクションします。

 

3,加工から納品まで

撮影後の画像合成、拡大表示、モーション追加なども自社内で対応可能

納品形式やWeb実装までトータルサポートいたします。

 

4,導入の負担を最小限に

製品をお預かりいただければ、撮影〜編集〜納品までテンサツがすべて対応

必要なやりとりは最小限で可能です。

 

テンサツのオブジェクトVRの料金等は別ブログで紹介しております。

(ブログ:オブジェクトVRは「高い」と思っていませんか?実はコスパ最強な理由!

 

 

オブジェクトVRは“視覚体験”の新常識に

 

 

「写真では伝えきれない」「動画よりも自由に見せたい」

そんなニーズに応えるのが、オブジェクトVRです。

今後、ますますWeb体験が高度化していく中で

オブジェクトVRの活用は企業にとって“当たり前”になっていくかもしれません。

 

テンサツでは、商品撮影専門のスタジオとノウハウを活かし

高品質なオブジェクトVRを制作しています。

 

食品、雑貨、化粧品、アパレル、工業製品まで、幅広いジャンルに対応可能です。

・「まずは試してみたい」

・「ECで差別化したい」

・「代理店として提案したい」

ぜひお気軽にご相談ください。

➡️TENSATSUのお問い合わせはこちら

 

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