こんにちは。コマーシャルスタジオKOOのamanoです。

 

オブジェクトVRは、Webサイト上で、物をぐるっと回して、いろんな角度から見れる特別なコンテンツのことです。

そのリアルで魅力的な仕上がりは、熟練した撮影技術と丁寧な工程の積み重ねによるものです。

 

今回は、オブジェクトVRがどのように制作されるのか、その撮影の裏側をご紹介します。

 

①撮影準備:商品の魅力を引き出す環境づくり

 

ライティング調整イメージ

 

オブジェクトVR撮影の第一歩は、商品を魅力的に見せるための準備です。

 

ライティングの調整

商品の素材や質感を引き出すために、光の配置を細かく調整します。

たとえば、スエード素材には拡散光を、エナメル素材には光沢感を抑えたライティングを使用します。

 

スタンドや背景の工夫

商品を360度回転させるため、目立たないスタンドや支えを用意します。

背景は白やグレーを使用し、商品のディテールを際立たせます。

 

 

 

②撮影:精密な技術でディテールを捉える

 

オブジェクトVR撮影イメージ

 

撮影では、商品がどの角度からも美しく見えるよう工夫が求められます。

 

カメラとレンズの選定

高解像度のカメラとレンズを使用し、細部まで鮮明に撮影します。

たとえば、靴の縫い目や素材感をリアルに再現するための工夫が欠かせません。

この赤いスニーカーの使用感がはっきりとわかる高画質で撮影しています!

 

 

アイキャッチ_赤いスニーカー

 

大中小、様々なターンテーブルの使用

TENSATSU専用のターンテーブルに商品を配置し、 少しずつ角度を変えながら撮影。

これにより、360度全方向の情報を正確に記録します。

 

撮影角度の計算

撮影する画像の枚数は通常、18カット。これにより、スムーズな回転が可能になります。

滑らかな仕上がりがご希望の場合はカット数を増やすことも可能です。(最大72カット)

 

 

③編集:色や質感を忠実に再現

 

画像処理

 

撮影した画像は、専用ソフトを使って編集します。

 

色合わせの調整

カラーチャートを基準に、撮影した画像の色味を実物に合わせます。

色温度や彩度、明度を細かく調整し、商品のリアルな色合いを再現します。

 

 

 

質感の強調

素材の特徴が際立つように、シャープネスやコントラストを調整。商品の質感をより引き立てます。

 

 

スムーズな回転の実現

画像を専用ソフトで合成し、滑らかな360度回転が可能なデータに仕上げます。

 

 

 

④オブジェクトVRの完成:オンラインでリアルを届ける

 

オブジェクトVR見本サイト_TOP

→オブジェクトVRの見本サイトはこちら

 

編集が完了したオブジェクトVRは、ECサイトや広告に埋め込むことができます。

360度全方向のビジュアル体験を提供することで、購入者に商品の魅力を最大限に伝えることができます。

 

 

 

まとめ

 

オブジェクトVRの魅力は、細部までこだわった撮影と編集の積み重ねによって生まれます。

TENSATSUでは、商品の特性に合わせた撮影技術と丁寧な編集で、リアルなビジュアルを提供しています。

オンライン販売やプロモーションをより効果的にするため、ぜひTENSATSUにご相談ください!

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