コラムサービス事例紹介
ECサイトにオブジェクトVRを導入する5つのメリットと想定導入事例
こんにちは。コマーシャルスタジオKOOのamanoです。
オブジェクトVRは“体験型EC”を加速させる
こんにちは。コマーシャルスタジオKOOの丹羽です。
オンラインショッピングが当たり前になった今、それでもなおECサイトが抱える根本的な課題があります。
それは、「実物が見えない」ということ。
画像や動画だけでは伝えきれない、商品の立体感・素材感・サイズ感。
この情報の不足が、購入の迷いや不安、ひいては離脱や返品につながることは少なくありません。
そんな課題を解決するのが、【オブジェクトVR】という表現手法です。
オブジェクトVRとは、商品を360度どの角度からでも自由に見られる、インタラクティブなコンテンツ。
静止画でも動画でもない、ユーザー主導の“回して見る”体験が、まるで実店舗で手に取って確認するかのような臨場感を生み出します。
本記事では、ECサイトにオブジェクトVRを導入することで得られる
5つの主なメリットと、想定される導入効果について解説します。
1.購入率(CVR)の向上
オブジェクトVR最大の強みは、「見た目に関する不安を取り除ける」こと。
たとえば、家具や家電など大きさや細部のデザインが気になる商材では
360度で確認できることで、購入前の検討段階から安心感を得ることができます。
実際にオブジェクトVRを導入した家具ブランドでは
従来の静止画だけのページと比べて、CVR(コンバージョン率)が約2倍に改善したというケースもあります。
「思っていたよりも小さかった」「質感が安っぽく見える」といった“見た目ギャップ”を減らすことが、購入率を高めるカギになるのです。
(カメラのオブジェクトVRはこちら)
2.返品率の低下
購入後の「イメージと違った」は、返品の大きな原因。
アパレルやインテリア、アクセサリーなど
写真だけでは伝わりづらい商品のカテゴリーでは、オブジェクトVRの効果は特に大きくなります。
たとえばアパレルECでは、素材感や光沢、ボタンの立体感まで360度で見られることで
サイズや質感の相違による返品が大幅に減少したそうです。
“実物とのギャップ”を減らすことは、顧客満足だけでなく、EC運営側の物流コスト削減にもつながります。
3.ブランドイメージの向上
「商品を360度見られるなんて、すごい!」
そんな驚きや楽しさを与えるUI/UX※は、それ自体がブランド体験の一部になります。
(※ユーザーがサービスや製品を利用する際の経験を指す言葉)
先進的な表現を積極的に取り入れている印象は、
「技術に強いブランド」「誠実に商品を見せてくれるブランド」としての信頼感にもつながります。
仮に、スマートフォンでもサクサク動く軽量なオブジェクトVRを導入したブランドがあったとしたら
若年層から「トレンド感がある」と注目され、SNS上で話題になる…といった効果も期待できます。
4.商品ページの滞在時間が増加
オブジェクトVRは、ユーザーが”触れて操作する”インタラクティブな体験”です。
静止画や動画を“見るだけ”のページと比べて、自然と画面に滞在する時間が長くなり、エンゲージメントが高まります。
ある雑貨ECでは、オブジェクトVR導入ページの平均滞在時間が従来の1.5倍に増加。
ユーザーが「回して見て」「気になる箇所で止めて」確認することで、商品理解も深まります。
その結果として、「なんとなく気になる」から「納得して買いたい」へと気持ちが変化するのです。
5.SEO効果にもつながる
「滞在時間が長く」「離脱率が低い」ページは、Googleの評価指標でもポジティブに働きます。
つまり、オブジェクトVRの導入は、ユーザー体験を向上させるだけでなく、検索エンジン対策にも貢献するのです。
加えて、VRを含むコンテンツはSNSなどでもシェアされやすいため、間接的な流入チャネルの拡大も期待できます。
想定導入事例:こんなECで成果が出る!
以下は、テンサツで撮影した商材をもとに想定される活用例です。
スニーカーECサイト
(スニーカーのオブジェクトVRはこちら)
スニーカーをくるくる回せるオブジェクトVRで
側面のロゴやソールの厚み、素材の質感までチェック可能に。
購入前の不安を解消し、CVRアップに貢献。
ジュエリー・時計ブランド
リングや時計を高精細に撮影し、回転・拡大して細部まで確認可能。
高価格帯商品の価値をしっかり伝え、若年層にも訴求力。
カタログやパンフレットにオブジェクトVRのQRコードを埋め込むことで、
スマホから手軽に形や色、質感を確認できるようになり、オンラインとオフラインの体験をつなぐ販促ツールとしても効果的です。
(指輪のオブジェクトVRはこちら)
自動車関連EC・展示用コンテンツ
車体を360度で見せることで、デザインやパーツの魅力を余すことなく表現。
販促イベントやオンライン商談との相性も抜群。
(レクサスのオブジェクトVRはこちら)
導入の流れと必要な準備
テンサツでのオブジェクトVR制作は、以下のステップで進行します。
1.打ち合わせ・ヒアリング
商品特性や用途に応じた最適な撮影方法をご提案。
2.撮影
専用機材とライティングを駆使し、テンサツクオリティで撮影を実施。
3.編集・データ制作
拡大や回転、アニメーション対応などもご要望に応じて制作可能。
4.納品・設置サポート
Webサイトに組み込むためのタグ提供、実装アドバイスまでしっかり対応。
費用と期間の目安
撮影内容にもよりますが、制作費用は1コンテンツ3万円〜。納期は約2〜3週間が目安です。
撮影対象が反射素材や透明素材の場合、難易度が上がるため別途料金が必要なケースもあります。
(過去ブログ:オブジェクトVRは「高い」と思っていませんか?実はコスパ最強な理由!)
ECにおける「視覚体験の質」が未来を変える
EC市場は年々競争が激化しています。
商品力だけでなく「どう見せるか」「どう体験させるか」が、これからの差別化のカギになります。
オブジェクトVRは、そんな“視覚体験”を進化させるための有力な武器。
テンサツでは、撮影から編集、導入支援までを一貫してサポートしています。
まずは一度、どんな商品がどう表現できるのか、お気軽にご相談ください。
➡️TENSATSUのお問い合わせはこちら
▶️TENSATSUのサイトはこちら
▶️ECサイトでのオブジェクトVRの使用例はこちら
くるっと360°回転できる
オブジェクトVR撮影・制作
ワンストップサービス
家具・人物・車・宝石・美術品・精密機器など大型商品から小型商品まで、
高精細オブジェクトVR撮影&制作サービスです。
360度撮影
Photo shooting

オブジェクトVRのための高精細360度ライティング撮影をします。弊社のオブジェクトVR撮影専用スタジオでの撮影、または出張での撮影も承ります。
オブジェクトVR制作
Object VR

撮影した写真にてオブジェクトVRを生成します。弊社サーバーのご利用も可能ですので、貴社サイトにiframeタグを埋め込むだけで使用することもできます。
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(スタジオKOO)