こんにちは。コマーシャルスタジオKOOamanoです。

 

オブジェクトVRと聞くと、「ただ商品を回して見せるだけ」と思われがちです。

けれど、テンサツの撮影現場ではもう一歩踏み込んだ工夫を重ね、商品の魅力を最大限に引き出す表現をしています。

今回は、撮影の裏側を少しだけご紹介します!

 

 

オブジェクトVRとは?

まずは簡単に…

オブジェクトVR(Object VR)とは、物体を360度あらゆる角度から見ることができる技術です。

複数の方向から撮影した写真をつなぎ合わせることで、ユーザーはマウス操作やタッチ操作で対象物を回転させたり、拡大縮小したりすることができます。

 

 

靴が宙に浮いて回る!?

 

テンサツの強みは「見せ方の工夫」にあります。

 

たとえばスニーカーを撮影するとき、ただ台に置いて回すだけでは面白みがありません。

靴底のデザインや軽快な印象をしっかり見せるため、あえて“浮かせて”回転させる工夫をします。

アシックススニーカー02

(オブジェクトVR撮影実績:スニーカー

 

 

 

抱っこ紐の撮影ではトルソーを使わず、自立しているように見せることで「実際に装着したときの形」をダイレクトに伝えます。

抱っこ紐トルソーなし斜め

 

(オブジェクトVR撮影実績:トルソーなし抱っこ紐

 

 

 

炊飯器ではフタの開閉を取り入れることで、使うシーンを想像できるように工夫しました。

炊飯器

 

 

(オブジェクトVR撮影実績:炊飯器

 

 

 

こうした表現が加わると、パンフレットや営業資料に掲載した際、説得力がぐっと高まります。

 

 

 

撮影スタッフに聞いてみた!

 

ここで、実際に撮影を担当するカメラマンに話を聞いてみました。

 

——なぜ“浮かせ”や“自立”にこだわったのですか?

カメラマン:「写真だと伝わりきらなかった“良さ”が、オブジェクトVRで回したときに初めて見えてくるんです。そこを狙いたいからですね」

 

——固定具は既製品ですか?

カメラマン:「基本は自作です。商品に傷をつけず、重心を保ちながら支える必要があるので。細かい工夫は…企業秘密です(笑)」

 

——ライティングのポイントは?

カメラマン:「素材によって変わります。レザーは柔らかさを表現するために光を大きく回し、金属は反射を活かしてエッジを際立たせます。反射を“消す”のではなく、いかに良い表情にするかを考えています」

 

テンサツの強みは、単に「商品を回す」だけではなく、“どう見せれば一番魅力的か”を徹底的に考え抜いている点にあります。

 

 

 

テンサツだからこそできる表現

 

 

私たちが心がけているのは「売り手の想いを、見る人に正しく伝えること」。

そのためにカット数の調整や浮遊演出、ライティングの工夫など、ひとつひとつの撮影に時間をかけています。

 

パンフレットや営業資料で「ページから飛び出してくるような体験」を作りたいなら、オブジェクトVRは強力な武器になります。

そして、その一歩先の表現を支えるのがテンサツ流の撮影技術なのです。

 

裏側をすべて公開することはできませんが

撮影スタッフがひとつひとつ知恵を絞りながら作り上げていることを、ぜひ知っていただければ嬉しいです!


「こんな表現はできる?」というご相談も大歓迎。

テンサツならではの表現力で、あなたの商品をさらに魅力的に見せるお手伝いをいたします。

 

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